キャンプ生活のドキュメンタリー

北のノマド生活。ロシア、ウラル山脈とツンドラ生活

ロシア、ツンドラ地帯でのマイナス60℃で生活するエスキモーのドキュメンタリーの紹介です。

伝統的な遊牧民であるエスキモーは、狩猟生活をしながら移動するのに対し、この動画ではカリブーを飼育して遊牧しているし、エスキモーの代表的なイグルーを建てるのではなく、アメリカ先住民族のようにティピーのようなテントで生活しているので、エスキモーではないかもしれない。

ドキュメンタリーだが、この動画にセリフや説明はなく、ただ彼らのキャンプ生活を紹介しているだけで、沢山の家畜と共に、家畜の食べる草がなくなれば広大で極寒の大地を移動するという生活を、何十年、いや何百年代代受け継がれて続けてきたことを物語っているのに感動した。

生活を見ると、市場から買ってきたらしき市販品も持っているということは、家畜を売って現金に変え、小麦粉や調味料などを買っているようなので、ソリで行ける所に小さな市場があるのだろう。

彼らには電気もガスも水道もスマホもテレビもなく、車も無いので移動はカリブが引くソリとなり、水は雪を暖めて溶かしたもの、熱源は乏しい木材となる。

野菜を食べなくても生肉を食べる事で必須ビタミンを摂取できるし、果物やパンやマカロニも食べているようだが、インフラが無くなっても彼らには全く困らないところが羨ましく尊敬する。

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